内臓グラフィックボードの情報を確認する

更新日:2026/3/8Windowsの設定

Windowsに標準で用意されているDirectX 診断ツール(Dxdiag.exe)を使うと、グラフィックボードの名前やビデオメモリの容量、DirextXの対応状況などを確認することができます。

グラフィックボードの確認

対象OS Windows 10、Windows 11

1.グラフィックボードの確認と3D Markによる動作確認

PCに搭載されているグラフィックボードによって、そのパフォーマンスは大きく左右されます。特に、ゲームやグラフィックスに関連するアプリを利用する場合、グラフィックボードの性能は極めて重要です。

それらのアプリでは、推奨するグラフィックボードやビデオメモリ(VRAM)が明示されている場合があります。その場合、PCに搭載されているグラフィックボード(または内蔵GPU)の情報を確認することで、アプリの動作環境を満たしているか判断することができます。

本記事では、PCに搭載されているグラフィックボードの情報を確認する方法と、3Dベンチマークソフト「3DMark」を使って、PCのグラフィック性能をテストする方法を紹介します。

ヒント: グラフィックボードとは:PCで、画像データを処理してモニターに表示する装置のこと。一般的にはPCI-Express(PCIe)スロットに挿入され、または内蔵されています。ビデオカード、グラフィックスカードとも言います。

(スロット接続と内蔵GPUの違い) – グラフィックボード:CPUから独立した、グラフィックの処理に特化したGPUを搭載するボード。一般的に内蔵GPUと比べ性能が高い。 – 内蔵GPU:CPU(中央演算装置)にGPUが統合されたもの。多くの内蔵GPUは、CPUとメモリを共有している。

2.グラフィックボードを確認する

グラフィック ボードの情報を確認するには、OS標準で搭載されているDirextX 診断ツール(Dxdiag.exe)を利用します。DirectX診断ツールを使うと、PCに搭載されているグラフィックボード(または内蔵GPU)の名称のほか、搭載ビデオメモリ(VRAM)の容量、Direct X対応可否、ドライバーのバージョンなどの情報を確認することができます。

  1. スタートボタン(スタート)ボタンを右クリックします。
  2. 表示されたメニューの中から、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
  3. 名前の欄に dxdiag と入力します。
    グラフィックボードを確認 dxdiagと入力
    dxdiag と入力します。
  4. [OK]ボタンをクリックします。
    グラフィックボードを確認 OKをクリック
    [OK]ボタンをクリックします。
  5. 確認メッセージが表示されたら[はい]ボタンをクリックします。
    グラフィックボードを確認 確認メッセージ
    [はい]ボタンをクリックします。
  6. DirextX診断ツールが起動したら、[ディスプレイ]タブをクリックします。
    グラフィックボードを確認 DirextX診断ツール
    [ディスプレイ]タブをクリックします。
  7. グラフィックボードの情報が表示されました。
    グラフィックボードを確認 グラフィック情報の表示
    グラフィックボードの情報が表示されました。

DirectX診断ツールの各項目

DirextX診断ツールは、グラフィックボードの情報以外にも、PCのさまざまなハードウェア情報を取得することのできるアプリです。DirectX診断ツールは、システム、ディスプレイ、サウンド、入力の4つのタブから構成され、各タブ毎に次のような情報を確認できます。

タブ名 項目名
システム – 現在の日時
– コンピューター名
– オペレーティングシステム
– 言語
– システム製造元
– システムモデル
– BIOS(BIOSのバージョンです)
– プロセッサ(搭載するCPU、クロック数、コア数が確認できます)
– メモリ(物理メモリの容量です)
– ページファイル(仮想メモリの容量です)
– DirextXバージョン
ディスプレイ 【デバイス】
– 名前(グラフィックボードの名前を確認できます)
– 製造元(グラフィックボードのメーカー名を確認できます)
– チップの種類
– DACの種類
– デバイスの種類
– メモリの合計
– 表示メモリ(VRAM)(ビデオメモリの容量を確認できます)
– 共有メモリ
【ドライバー】
– メインドライバー
– バージョン(ディスプレイドライバーのバージョンです)
– 日付
– WHQL ロゴ付き(WHQLデジタル署名取得済みの場合は、[はい]と表示されます)
– Direct3D DDI
– ドライバーモデル
【DirectXの機能】
– DirectDraw アクセラレータ
– Direct3D アクセラレータ
– AGPテクスチャ アクセラレータ
– DirectX Ultimate
サウンド 【デバイス】
– 名前(サウンドデバイスの名称です)
– ハードウェアID
– 製造元ID
– 製品ID
– 種類
– 既定のデバイス
【ドライバー】
– 名前(ドライバーの名前です)
– バージョン(ドライバーのバージョンです)
– 日付
– WHQL ロゴ付き(WHQLデジタル署名取得済みの場合は、[はい]と表示されます)
– その他のファイル
– プロバイダー
入力 – DirectInputデバイス
– 入力関係デバイス

3.3DMarkでグラボの動作を確認する

グラフィックボードの性能を示す値として、ベンチマークのスコアがあります。ベンチマークのアプリはいくつかありますが、ここでは例として、無料で利用することができる3DMark(デモ版)を使ったベンチマークの手順を説明します。

ヒント: 3DMark(デモ版)をインストールするには、Steamのページから3DMark(デモ版)をダウンロードする必要があります。また、ダウンロードするには、STEAMアカウントおよびSTEAMデスクトップアプリのインストールが必要です。

3DMark(デモ版)のインストール方法

  1. 3DMark(STEAM)のページを開き、[デモをダウンロード]をクリックします。
    グラフィックボードの動作確認 3DMark Webページ
    [デモをダウンロード]をクリックします。
  2. [はい、Steamはインストールされています]をクリックします。
    グラフィックボードの動作確認 Steamをお持ちですか
    [はい、Steamは…]をクリックします。
  3. 通知が表示されたら、[開く]ボタンをクリックします。(画面はMicrosoft Edgeです)
    グラフィックボードの動作確認 Steamを開こうとしています
    [開く]をクリックします。
  4. 3DMark Demoのインストール画面が表示されたら、[次へ]ボタンをクリックします。
    グラフィックボードの動作確認 3DMark Demoのインストール
    [次へ]ボタンをクリックします。

3DMark(デモ版)の使い方

インストールした3DMark(デモ版)を使ってグラフィック ボードのベンチマークを行います。3DMarkでは、ゲームのデモプレイ画面を使ってグラフィックボードの性能を計測します。

  1. 3DMark Demoを起動して、[RUN]ボタンをクリックします。
    グラフィックボードの動作確認 3DMark Demo画面
    [RUN]ボタンをクリックします。
  2. ベンチマーク(ゲームのデモプレイ画面)が開始されたら、計測が完了するまでしばらく待ちます。
    グラフィックボードの動作確認 3DMark ベンチマーク画面
    ベンチマークが完了するまでしばらく待ちます。
  3. 計測が完了すると、ベンチマークのスコアが表示されます。
    グラフィックボードの動作確認 3DMarkベンチマーク結果
    ベンチマークのスコアが表示されます。

ヒント: ベンチマークでスコアを計測するときは、他のアプリを終了させてから開始してください。ベンチマークの結果には、グラフィックボードの総合的な性能を示すスコアのほか、1秒間あたりの描写速度(FPS)などの結果が表示されます。

参考:DxDiag.exeを開いて実行する(マイクロソフト)